最初に年男になったとき、自分は小学生でインドネシアに住んでいた。当時、日本から遠く離れた場所で、自分は、どんな未来を描いていたのだろうか…。少なくとも音楽とは巡り会っていなかったし、その後自分がミュージシャンになるなんて、全く思いもしなかったことだけは確かだった。
二度目に年男になったとき、自分は駆け出しのミュージシャンになっていた。想像を絶するような極貧生活の中、いつかきっと自分は、自分の奏でる音楽で、一人前のミュージシャンとして生きていくコトだけを考え、日々サックスを吹きまくっていた。少なくとも、やがて自分の妻になる彼女とは巡り会っていなかったし、その後自分がミュージシャンであることをやめ、今の世界で生きていくことになるなんて、まったく思いもしなかったことだけは確かだった。
そして今日。あれから 12 年が経ち、三度目の年男となった。35 歳の、この一年。コレは自分自身にとって、もっとも大きかった一年のひとつだったと、改めて思うわけで。
去年の誕生日を迎えた頃だったかな…。自身が今身を置いている企業で、ソーシャル メディアというモノに対して本格的に相対するようになってきたのは。まさか、この 1 年で、あの “バイブル” を作り、そして “ソーシャル メディア リード” という名とともに、自分自身の存在も含め、今自分がいる場所よりも先の方へ、先の方へ、どんどん独り歩きしていくことになろうとは、思ってもいなかったわけで。
改めて振り返ると、自分がミュージシャンであるコトをやめ、この世界に踏み込んでから、つまり自分がサラリーマンとして生きるようになってから、まるまる 10 年の月日が流れようとしている。信じられないかもしれないけれども、自分がコンピューターなるモノを、ちゃんと触り始めるようになってから 10 年経ったってコトなんだ。
その 10 年という月日の流れに、しっかりと区切りをつけられるような、ものすごく濃く、そして実りのあった 1 年間だったような気がする。実際、リアル、そしてソーシャル メディアの世界を問わず、数多くの出会いがあった。
そう。今日は 4 月 3 日。自身の 36 回目の誕生日。自身にとって、誕生日とは、自分が年齢を重ねた事実を祝うというコトではないと思っている。もちろん、ソレはソレで大事なのだけれども、どちらかというと、祝うというよりは “感謝する” という方が近いのかもしれない。
ここまで出会った人、お世話になった人。もちろん親兄弟だけではなく、すべての人が、そうだ。こういった人たちに助けられつつ、自分は、これまで一年一年、頑張って生きてくることができたのだと思うし、これから先の一年一年も、きっとそうだ。
これまで会ってきたすべての人に対して、今年もありがとう…。そして、今日まで生きてこられた自分に、今年も Happy Birthday To Me...
